安売り歓迎の現状

◇天気、晴れのち曇り

久々に晴れました、4月の晴れは例年に比べ少ないとのこと。このままだと「油や」の4月の太陽光発電も少なくなるか。

昨日のお酒の安売りの話に続けて、古本の安売りの話です。ここまで古本屋を8年やった経験で言いますと、小さな古本屋がやっていくには最低でも売り上げが年800万円くらいは必要と思います。

その売り上げを達成するためにもし古本の価格が全部一冊100円であれば年8万冊を売る必要がありますが、それは無理でしょう。平均的には800円1万冊くらいが現実的な数字になるはずです。

しかし、世の中は古本好きという人でも100円〜300円くらいの本しか買わないという人が結構多い。結局、本は売れないということになって町の古本屋さんが減っている状況です。本は安い方が良いという人でも町の古本屋がなくなることは望んでいないはず、こういう安売り歓迎の現状は残念だと思うわけです。

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