スロー古本屋
◇天気、晴れ
昨夜は雪が降ったみたいで今朝は地面が白くなっていました。しかし、その雪も陽の光であっというまに消えてしまいました、そして日中は春の気配が感じられる穏やかな一日に。
昨日見たスローシネマですが、スローシネマというのは小さな会場で息長く上映と繰り返していくといいう戦略です。一般的には、ビジネスは規模のメリットがありますから、このスローという作戦は不利です。
その不利（とくに価格面での）を乗り越える作戦として、映画のコンテンツと小さな映画館で映画を見るというライフスタイルの愉しみを組み合わせることで対抗しようというわけです。この考え方は（小さな町の）古本屋でも応用できると連想しました、つまりスロー古本屋。
スロー古本屋とは、本はコンテンツを重視したロングセラーをセレクトし、そして本屋でその本に出会う愉しみを売りにする戦略です。これは感覚的なことですが、古本ではそのようなロングセラーの「良書」がかなり存在しているように思いますし、そのような「良書」を集めることで小さな古書店がアマゾンやブックオフと差別化してやっていける小さな世界があるように感じます。
