今年の振り返り(本の世界編)
◇天気、晴れ
快晴です、冠雪した浅間山の噴煙が大きく見えました。
今年の振り返り(本の世界編)です。今年、記憶に残った本のニュースとしてはツタヤの図書館の騒動でしょうか。それと書店の閉鎖が続いたこと、特に地元軽井沢の平安堂の閉店は残念なニュースでした。
もうひとつ気になったニュースはMARUZEN&ジュンク堂・渋谷店で実施されていた「自由と民主主義 のための必読書50」と題するブックフェアが中止となったこと。
本というのは基本的には楽しむもので政治的な役割はないはずですが、焚書坑儒という言葉があるように、権力側が恐れるのは自分に都合の悪い考え方が本によって知られてしまうこと。
本を取り巻く環境が厳しさを増す中、この本の役割が心配です。古書店としては出来るだけ多様な、そして同時代に参考になる書籍を本棚に並べたいと思うわけです。