今年の振り返り(油や編)

◇天気、晴れ

穏やかな冬の一日、佐久方面では雪が積もったようですが追分は積雪はありませんでした。

今年の振り返り(油や編)です。「油やプロジェクト」を始めて今年で4年が経過しました。「油屋旅館」が売りに出たときはとにかく追分の地域遺産を守らなくてはとの思いだけからルビコン川を渡ったわけですが、50才からの林住期を古本屋業で楽しもうという第二の人生は予想もしなかった展開となったわけです。

「追分コロニー」の「コロニー」は立原道造の「浅間山麓に位する芸術家コロニーの建築群」からもらったのですが、その「芸術家コロニー」の中心に位置するのが「油や」です。とあるお客様が「油や」こそ「追分コロニー」ネと言っていましたがよくぞここまでやってきたナというのが実感です。

しかし、ここまで来ると少し欲が出てきたというか、なんとかこの「油やプロジェクト」を今世紀継続するミレニアムプロジェクトまで発展させたいという思いが強くなります。そのためにもここからの数年が勝負どころでしょうか、はたして文化事業を追分に確立して次世代に引継ぎできるのか、また、その形態はどのようなものになっていくのか、かなりのチャレンジですが悠々として急げ!ということで試行錯誤を続けていきたいと思う次第。

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