オアシスのような場所

◇天気、晴れ

暖かい日が続きます、山小屋の裏庭で黄色のダンコウバイの花が咲きました。

今日は短い文章を2つ書くので一日が過ぎました、ひとつは制作をすすめているCDの挨拶文、もうひとつは「油や」の入り口に出す案内文。いずれの文も追分ゆかりの詩人であり建築家である立原道造の卒論設計「浅間山麓に位する芸術家コロニーの建築群」に言及しました。

店に来る人で追分を知らない人が時々言うことは「よくこの田舎で古本屋をしていますネ」ということがありますが、「追分は堀辰雄立原道造加藤周一などがいたところで本好きのお客様が多いのですヨ」と答える、本を取り巻く環境は厳しいものがありますが追分は本好きにとってオアシスのような場所だと思っています。