お金を払う価値がある
◇天気、晴れ
快晴です、都会では真夏日のところもあったとのこと。追分は今から夏は本領発揮、涼しいですヨ。
出版不況の中で特に雑誌の売り上げが激減している、そして雑誌の売り上げ減少の中で雑誌に頼っている出版流通の仕組みが青息吐息という状況で、大健闘を続ける週刊文集の面白い記事がありました。
→ https://www.bengo4.com/internet/n_4787/
スクープ主義という攻めの取材姿勢と訴訟で負けないという戦略に感心しました。古本屋をしていると雑誌記事のクオリティの低下をすごく感じます。経済的に厳しい環境の中で予算がカットされ、雑誌ライターの取材力の低下、編集の自転車操業、そして雑誌の魅力の低下、売り上げの減少という負のスパイラルとなっているのを逆手に取った作戦で見事だと思います。
出版不況と一口に言いますが、「週刊文春というブランドは『お金を払う価値がある』と思ってもらうために、努力することが大事です」というのが偉い、応援したいです。
