今年の振り返り5(市場篇)

◇天気、曇り。寒波到来で風もあって寒〜い一日。

今年の振り返り(5)は古書組合の市場について。今年も地元長野県の市場と東京の市場で売買を行いました。

市場の仕組みはお客様からはわかりにくいと思うのですが、古本屋はお客様から買い取った本を全部自分の店で売ることは難しく一部を市場で売り、また店向けの本の一部を市場で買う、つまり仕入れをします。

今年の追分コロニーの市場での売買は昨年より低調でした。理由は「油や」の活動でだいぶ時間を取られて繁忙となったこと、倉庫が満杯状態で買取を選別的にした結果、出品する本の量が減ったこと、同じく倉庫の整理を優先して市場で買う本も制御したことが原因です。

来年も「油や」はますます忙しくなる予定ですし、倉庫の整理もまだまだですので、市場での活動は選別的にならざるをえない状況ですが、市場で売買するのは、お客様が古本屋に行くのを楽しむのと同様に、楽しいことなので頑張って売買をしていきたいと思っています。