チェーンソーの音

◇天気、晴れ。秋晴れの心地よい一日。

コーヒーとトーストで朝食、台風一過でまずは平常の生活に。倒木などの片付けは来週以降だ。まずガソリンスタンドに行って車を見てもらう。ボディがへこんでいるがエンジンは大丈夫みたい。なにしろ古本を運搬する車だから、今週は東京、来週は松本の市場まで行くのに車が無事で本当に良かった。昼に開店するも今日は猛烈に静か、お客さまは皆無デス。セミの声と倒木を切るチェーンソーの音が静かさをいっそう静かにする。皆、台風の片付けで忙しいのだろうと思う。「静かさや古本にしみいるセミの声」。黙々と本の整理。新着アップ12冊。

◇「日本海の成立」 西村三郎 築地書館 1890円
◇「長良川の一日」 開高健他 山と渓谷社 840円
◇「反少女の灰皿」 矢川澄子 新潮社 1580円
◇「佐々木邦 心の歴史」外山滋比古編 みすず書房 1580円
◇「火山列島の思想」 益田勝実 ちくま学芸文庫 840円
◇「日本文化人類学的入門」 ベフ 現代教養文庫 1050円
◇「深い泉の国「日本」」 インモース 中公文庫 420円
◇「神道のこころ」 佐伯彰一 中公文庫 530円
◇「朝、上海に立ちつくす」 大城立裕 中公文庫 840円
◇「砂丘が動くように」 島尾敏雄→(訂正)日野啓三 中公文庫 840円
◇「変わる!」 アシモフ 河出文庫 840円
◇「三島由紀夫あるいは空虚のヴィジョン」 ユルスナール 河出文庫 630円