浅間山が冠雪、冬間近か

◇天気、晴れのち曇り。夕方、小雨。

東京への仕入れ旅から帰ってきた翌日でもあり、店を開けない水曜日ということで少し寝坊。今日はまず風呂の湯沸かしの修理で業者さんに来てもらうことで一日をスタート。予想通り、10年以上使った湯沸かしは寿命ということで新品に交換必要とのこと、予定外の出費です。

昼過ぎに店に行ってまず注文本の在庫確認とメール返信などをしてから、中央市で買った本などの整理を黙々とする。夕方、山小屋に帰ると夕闇に見える浅間山が冠雪している。いよいよ冬間近か。田舎での古本屋の課題は冬をどう過ごすかということ。軽井沢と似ているイギリスのコッツウォルズ地方にこの春に行った時に「追分コロニー」と似ている古本屋に「冬をどうしているのか」を聞いてみたところ、やはり冬の過ごし方の答えはネット販売だった。ド田舎の古本屋で有名なヘイオンワイも冬は通信販売が中心と聞いている。

追分コロニーが「日本の古本屋」でネット販売を始めたのは昨年の10月。ちょうど1年が経過して加入している「日本の古本屋」のデータベースが1000冊になったので11月から利用量を1,000件→3,000件に変更手続きをした。現在、1日1件程度のネット注文を3倍の1日3件程度まで増やせれば、年間のネットでの売り上げが店を開けていない1月〜3月の3か月間の売上に相当するという目論見だ。「追分コロニー」が古本屋としてやっていけるかどうかは、このネット販売がうまく軌道に乗るかどうかにかかっている。今年の冬はその正念場、ネットへのデータ入力に頑張りたいと思う。新着アップ4冊。