正直文庫

◇天気、快晴

快晴の朝、昨日うっすらと冠雪した浅間山を見るともう雪はなくなっている。コーヒーを飲んで店に行って、薪運びとストーブに火を入れる仕事。この作業は30分くらいかかる、これから春まで毎日30分、山小屋でも同じ作業をするので計1時間。もし雪が降ると雪かきも1時間から2時間かかるので冬は時間が過ぎるのが早く感じます。

今日はお客様は少ないだろうということで、店をいったん開けてから店番を店主に代わってもらって、山小屋に戻って自分は日曜日のエコセミナーの資料作り。3時頃、また店に戻って夕方まで店番。外の均一棚を「正直文庫」と言って貯金箱を置いているのだが、貯金箱に400円入っていた、嬉しい。「追分コロニー」の均一棚は、転売目的の古本屋荒らしに狙われないような本で、かつ、本が好きな人が読むために買いたいと思うような本(どんな本ダ?)を置くように努力している。

数年前はブでも100円棚に良本がゴロゴロあって、その本を救いだすような気持ちでよく買った(岡崎さんは、三省堂でのトークショーで蛇口から水が出っぱなしになっているという表現をしていた)。それが、最近では携帯を見ながらアマゾンで転売目的に買い漁る人がきれいに棚をさらっていくのと、ブックオフも少しは学習してきたのか、ブの100円棚は100円棚らしくなってきた。均一棚の良本は乱獲されて絶滅寸前という感じか。むしろ古本屋の店内がこれからは本格的に狙われるかもしれないと感じる、「追分コロニー」にもその手のモラルなき客が何人も現れているのだ。ネットでも値段を失敗して本を持っていかれることも少なからずあります。いや、大変な世の中です。新着アップ9冊。