初夏の陽気

◇天気、晴れ

神保町へ仕入に行く月曜日。東京は初夏の陽気だというので薄着で追分を出発。上越道の横川から藤岡まではコブシとか桜がまだ咲いていましたが、関越道に入るともう桜は散っていて葉桜と新緑でした。神保町に着くとすごい日差しで半袖の人もたくさん。いつも駐車する九段下では桜が散ってかわりに花ミズキやツツジが満開でした。

さて中央市。3Fの文庫で珍しいのや良本がまじった山はいつも高く落札されるのですが、今日は京都書院のアートシリーズのまとまったのが出品されていてしっかり高かったです。4Fではアート関係のデラックスな本が多く出品されていました。わが方も腰を痛めるほどの重い立派な本をひとつだげ出品しました。

入札の途中で古書会館を抜け出して喫茶「さぼうる」へ。GWにトークイベントをお願いしている河内さんと打ち合わせ。トークは前半がラジオの音源を使った芝居やジャズの話で、コーヒーブレイクの後の後半を古本の話という進行ですることになりました。テレビは画像を受け身で見てしまう(つまり操作されやすい)のですが、ラジオでは聞き手の想像力で能動的に番組を楽しめます。音源をCDで聞きながらラジオの素晴らしい世界を紹介してくれるということで本当に楽しみです。

河内さんとの打ち合わせを終えて古書会館に戻って入札結果を見ると、アート関係の束が1本と思想関係の束が1本が買えていました。出品した豪華本も無事売れていました。いつもより早めに荷物を積んで古書会館を出発。追分に戻ってくると国道18号の温度計は14℃、これくらい暖かいと楽です。