長野古書組合の市場

◇天気、快晴

第3月曜日ということで長野古書組合の市場のある月曜日。天高く雲ひとつない快晴の朝、煙がゆったりと東方にたなびく浅間山を後ろに追分を出発、小諸を過ぎた浅間サンラインからは日本アルプスの山なみが見えました。東部町から丸子町のあたりは紅葉はまだでちょうど稲刈りが終わった田んぼが8割くらいという感じ、ところどころで柿の木を見ました。今年は柿の実も豊作の印象です。三才山トンネルのところではちょうど追分と同じ標高1000メートルくらいになるので紅葉が始まっていました。

松本に着いて10時に「ヨ〜」という掛け声で市場がスタート。今日も荷物は部屋いっぱいになって大商い、市場が終わったのは昼休憩をはさんで夕方の5時でした。今日も名古屋から5軒、東京から2軒の古本屋さんが参加してくれて賑やかな市場です。長野県古書組合の今年の取引量は昨年よりも増えていることは間違いありません。

当方の成果ですが、売りは、単行本の9本口、ミステリー文庫の4本口、野草関連の大判の本、信州関連の大判の本といずれも「追分コロニー」が苦手の分野の本が無事に売れました。買ったのは、全集が1本、それと岩波文庫、暮しの手帳の古い山など、まずまずの成果でした。いつもながらにワイワイ言いながらの市場ですので、結構の長丁場にもかかわらず、楽しい一日でした。今晩は深夜に流れ星が見えるとニュースで言っていましたが、少し疲れもあって早めに寝ます。