関西古本屋めぐり(京都編2)

◇天気、晴れ

寒波が居座っています。晴れているが気温は氷点下、道路も凍結したままです。今日も本の整理を黙々と続けました。

関西古本屋めぐりの回想記(京都編2)です。恵文社一乗寺店を出て、叡山電車で2駅乗って京都大学の方に向けて歩くと古本屋が数軒あります。大学近くの古本屋は、大学の先生や学生が本を売るので専門書の珍しい本が棚にあることがよくある。京都大学の周りの古本屋もそうで、毎年、見ない本を見つけて買うのだが、今年も経済関係の面白い本を見つけました。この古本屋では、とある全集が1万8千円なのを学生がまけてくれないかと言うと、1万5千円に3千円値引きしていました。学生街の古本屋らしいやりとりでした。

次に京大前から銀閣寺の方へ20分ほど歩いて新しくできた「善行堂」を覗く。新しい店を見るのはいつも楽しいが、とくに「善行堂」は店主が「神の手」をもって買い集めた大量の蔵書で始めた話題の店というので行くのを楽しみにしていた店です。小一時間の滞在で堀辰雄の「美しい村」の人文書院の函入りを見つけました。ここはどのような店になっていくかいろいろな可能性があるという印象で楽しみ、毎年来たい。

銀閣寺前からは寺町通りまでタクシーに乗って、そのあとは寺町通りと河原町をブラブラ歩いて久々の京都を堪能しました。新着アップ16冊。