関西ブラ歩き(ブ篇)

◇天気、晴れ

今日も寒いです、朝起きると温度計は氷点下10℃。朝の気温が氷点下10℃というのが本当なのか、あるいは温度計が夜に氷点下10℃なったところで壊れたか。

今日は初売りということで12時に店に行って開店、嬉しいことにすぐお客様があって売上もありました!来年は古本福袋でも作ろうかしら。

さて関西ブラ歩きの2回目レポートは実家の近所のブックオフ。正月は朝から飲んで食べてそのままゴロ寝、そして夜にはまた飲んで食べるので、夕方くらいに古本屋に散歩に行きたいところだが、開いているのはブックオフだけ。

ということで実家の近所のブックオフに行きました。店に入ると凄い人、レジに3列の長〜い行列が出来ている、聞くとタイムセールスをやっていて3時〜6時までは本はすべて半額とのこと。大人から子供まで、老若男女が皆すごい殺気だっている、本の大量殺戮現場という雰囲気です。

当方も早く本を救い出さなくてはということで、端から見始めたのだが、隣の2〜3人がケータイをあざやかな手つきでピコピコさせて本を抜いていく。面白いので観察していると、どんどん抜くというよりはカゴに入れるのは10冊に1冊くらいであろうか、半額でも意外とたくさんは買えないようでした。

そういう自分も買ったのは東野圭吾とか川上弘美など人気作家の新古本を少しだけ。あとで聞くとこの半額セールスはブックオフの全店で開催されていたみたい、そうなるとこのダンピングセールスの影響は大きいなと思いはじめました。

目撃した店の売り上げは、観察した情景から推測して1日25百万円ほど、2日間開催していたので1店50百万円の売り上げ、全国800店あれば全国でたった2日間で4億円の売上になる。

エコポイントを廃止したあとに電化製品や車の売上が落ち込んだように、新刊本も古本も1月〜2月の売上は落ち込むと思うと気がめいってきました。でも半額で本を買った人はみんな嬉しそうだった、「ロングテール」作戦でいつかは売れるだろうとのんびりやっている従来型の古本屋は勝てませんネ。新着アップ9冊