長野古書組合の市場

◇天気、雪のち晴れ

今日は今年最初の長野古書組合の市場。朝起きると雪が5センチ位積もっている、気温はマイナス14℃でサラサラの雪です。今日の市場は松本ではなくて上田での開催。浅間サンラインを西へ、上田に近づくと雪渋滞で思ったより時間がかかりました。

市場は細野理事長の「今年は景気が良いはず、頑張ろう」という挨拶で元気よく10時にスタート。今日は荷物が少なめで昼休憩を挟んで3時に終了。買ったのは図録やカルタ、絵葉書、エッセイ本など、そして持っていった本もまずまず売れました。

市場が早目に終わったので上田のブックオフに偵察に行ったらKさんも来ていて店の中で立ち話。「1円本(アマゾン)」「100円均一(ブックオフ)」「100円頭(セドリ)」「ピコピコ(携帯セドリ)」「100均ダンピングセールス」などの問題で結構長話しをしました。

ダウンロードが出来る電子本が始まれば本の値段はさらに下がるはず、「本の生態系」は崩壊寸前で編集者、作家、ライター、装丁家、印刷、本屋、取次、古本屋はどうやって生活していくのか。

問題意識を「本の生態系」関係者は共有して団結する必要があるでしょう。団結ということでは古本屋はかならず古書組合に加入すべき。今日の長野古書組合はまたまた2店の加盟がありました。新しい店の加入が続いている長野古書組合は最近は相当元気です、今日もセリの声を聞いて細野理事長が「なんか市場らしいナ〜」と感激していました。