一種の生態系

◇天気、晴れ

4日連続の雨は止んで晴れです、山小屋の前の国立公園敷地内は一面月見草が咲いていて壮観です。

昼前に店に行くと「ささくら」さんが開いています、昨日から営業再開したとのこと、先週は店が閉まっていてたくさんのお客様がガッカリしていたので良かったです。

今日の古本屋ですが、火曜日にもかかわらずまだ夏休み後半戦ということでまずまずの来店がありました。夕方に昨日の長野古書組合の市場で買った荷物を車から店内に運びこんで今日の営業を終了。

古本屋を開業して今年が5年目ですが、古書組合がなかったらとてもやっていけないということを痛感します。組合の市場は売るための本を仕入れる重要な場所ですが、お客様から買った古本を売る場所でもあります。

お客様から買った古本は全部を店で売ることなどは到底不可能です。店で売らない本は市場で売ることになりますが、市場があるからこそお客様から高く本を買うことができます。

もしこの組合の市場がなければ、古本の在庫は増える一方、倉庫はあっという間にパンクしてしまうと言うわけです。そういうわけで古書組合は古本屋がお互いに共生している一種の生態系と言えます。

そして生態系ですから、各古本屋は組合からメリットを受けると同時に、加入することで生態系の維持に貢献もしているわけです。新着アップ6冊。