古本倶楽部

◇天気、晴れ

快晴ですが寒いです。今朝は浅間山が今冬初冠雪、例年より20日ほど遅い初冠雪です。しかし、その山頂の雪は昼頃には見えなくなりました。

今日は昼から店に行って本の整理を続けました。中山道の工事は「ごんざ」さんの前までやってきています。

TPPを例に古本屋受難の話をしていますが、受難の時代は古本屋だけでなく町の中小の商店はスーパーなどの大資本からの強烈な値下げ競争で青息吐息です。で、欧米の資本主義先進国の中小商店がどういうふうにして生き残っているかと見ると参考になるのは会員制の倶楽部という形態があります。

つまり存続してほしいサービスに対して仲間が協力して会員制の倶楽部を作り、店はその会員に優良サービスを提供する。会員はその優良サービスを提供する倶楽部を維持するためにそこでサービスの購入を行う。

古本屋で言えば常連メンバーだけの店ということになります。倶楽部は一般客も店に入ることになると優良サービスを提供できなくなるので、会員と店はお互いに倶楽部を形成して維持していくことはメリットがあるわけです。

最近の携帯を使った「セドリ」や「古本浴」などというモラル欠如の問題から店を守るためには「古本倶楽部」という会員制への移行が古本屋そして真の古本ファンのひとつの防衛策となると考えます。新着アップ6冊