追分散歩
◇天気、晴れ
五月晴れです、今日は「本のまち・軽井沢」のイベント「追分散歩」があるのですが、最高の天気になりました。
朝早い目に店に行って少し本の整理、そして開店後は店番を店主にお願いして自分は「追分散歩」の集合場所の「浅間神社」に向かいました。
「追分散歩」の参加者は10名、東京や関西から来てくれた人もありブックツーリズムの「本のまち」イベントとしては嬉しい限りです。案内人は軽井沢高原文庫の大藤(おおとう)さん、今日は撮影に軽井沢ナショナルトラストの木下さんも来てくれてました。
中山道・追分宿の東端の浅間神社を出発し、西端の北国街道との分去れまで約2時間半の文学散歩でした。大藤さんがポイントごとにしてくれる話も楽しく、しかも雑木林の中の散歩は新緑で最高に気持ちよかったです。
途中に「堀辰雄文学記念館」に立ち寄ると現在の展示は、堀辰雄が大和路・信濃路などの旅先から書いたハガキ・手紙が多く展示されていました。
「大和路」というと、昨日、古書会館の展示会で「大和路」という60年代の本を拾ったのですが、渋い白黒写真約30ページが入江泰吉、そして文章約150ページが堀辰雄、田山花袋、滝井孝作、徳富蘆花、亀井勝一郎、近松秋江という豪華メンバーです。
この本は初めて見る本で、古書展や古本歩きの醍醐味はこういう知らない本との出会いだと思います。ネットは知っている本は検索してすぐ買えるという便利さがありますが、知らない本とは出会えません。今晩はこの「大和路」を寝床で読もうと思っています。新着アップ8冊