たいしたものです

◇天気、晴れ時々曇り

6月最初の週末です、気温は少し低めですが晴れです、昼前に店に行って開店。今日は前半は自分が店番、後半は店主に店番を代わってもらって本の整理をしました。

5月のネット注文が極端に不調だったので在庫の棚卸作業+値洗いを始めましたが結構たいへんです。毎日コツコツやってなんとか夏までには完了させたいですが、どうなるか。

昨晩ネットを見ていると、この週末に岐阜の各務原で新緑ブックフェスティバルというのを開催しています。→http://www.city.kakamigahara.lg.jp/honnomachi/calender/1206.html

昨年の様子の写真を見ますと結構な賑わいで、そういえば参加した古本屋さんに昨年、東京の市場で会ったときに話を聞いたのを思い出しました。この古本市は図書館が主催しているのでしょうか、たいしたものです。

昨年、富士見町の図書館を軽井沢町の図書館運営委員会で視察したときにも富士見町の図書館前で青空市をしてたいへんな賑わいだという話を聞いて感心したのを覚えています。

軽井沢町の新図書館は中軽井沢駅前の活性化というか町おこし的役割がその建設の狙いのひとつとなっていて、私は再三、開館に向けて青空市を含めてイベント等を開館に向けて企画しませんかと問いかけてきたのですが、図書館長からの返事は「「人・モノ・カネ」がなく開館してから考える」というものでした。

今般、私が図書館運営協議会の委員を辞任する決心をした直接のきっかけは今年度の図書館の運営計画が昨年のコピーで年度だけを変えたものが配布されたことに抗議してなのですが、結局、各務原などの活動を見ますと、その賑わいをもたらすのは関係者の心意気だと思うのです。

予算がないから何もしないというのであれば、結局、予算があっても成功しないと思うのです。高遠町が長野県から500万円ずつ3年間もらって開催した「本の町」活動も結局止めてしまったのはそういうことの典型例ではないでしょうか。

軽井沢町の図書館がこのままで良いとは思いませんので、今後、図書館での活動などにどのように係わっていくか、協議会の委員は辞めましたが、本の仕事をする立場から考えておくことは必要かなと思っています。新着アップ7冊