持ち込みの買取

◇天気、晴れ

晴れです、山小屋の隣の敷地で新築工事が始まっていてその音で目がさめました。隣人ができるのは嬉しいこと、秋に完成予定と聞いています。

午前中はたまったメールなどの返信をして昼に店に行って開店です。今日は店に持ち込みの買取が5件もあって、いずれも段ボール2〜3つとか手提げ紙袋3〜5袋という小規模でしたが、全部2階の倉庫に持っていくと小山がひとつ出来上がりました。

こういう店に持ってきてもらう買取は本を運ばなくてよいので助かります。しかも、当方が欲しい本がまったくないということはまずありません。

また当店で要らない本や当店で扱わないジャンルの本も、買取はできます。なぜかといいますと、店で売らない本も市場で売れるからで、逆にいえば、買取った全部の本を自分の店だけで売るのは不可能です、そういう意味で古書組合の市場がなければ古本屋は成り立ちません。

今、ネットで古本を売る古本屋が増えていて、どんな本でもネットで全部売ろうとする傾向にあって、市場での本の流通量が減っていることが問題になっています。しかもネットでの価格競争が激しく古本屋同志が消耗戦を行っている状況なので、ネット古書店が破綻するのは自業自得なのですが、組合の市場がそのあおりで運営が難しくなってきているのは少し心配です。新着アップ5冊