「高原古本市」の振り返り(3)

◇天気、晴れ。夕方から雷雨

昨夜は3時に起きてサッカー観戦、完敗でした。試合後、二度寝して起きたのが10時ごろ、寝不足でしたが店に行って本の仕事をなんとか頑張りました。

さて「高原古本市」の3回目の振り返りです。「高原古本市」で一番売上が良かったのは「りんどう文庫」さんでした。「りんどう文庫」さんの本棚を見ていると古本屋として参考になります。

というのは安い本がありません、最低でも1000円くらいか。そして良書が多いです。普段は見ないような本が多いのでつい買いたくなります、そして値段を見ると結構な値段なので悩みます。

「りんどう文庫」さんの売上が良いということは、悩んでもやはり良書なら買うと言うというお客様がいるということだと思います。

昨今の「古本市」は安くなければ売れないと言われています。東京・中央線や京都の即売会などは極端な安売りが行われていて、300円くらいより高い古本は売れないと聞いています。

そういう状況ですから古本屋も安かろう悪かろうという本を「古本市」に持っていくしかありません、その結果、「古本市」を楽しみにしている人の中には安売りの「古本市」が物足りないという人が出てきます。

「高原古本市」は良書を普通の値段で楽しめる展示即売会にしたいと思っているのですが、売り上げの傾向を見ていると良書をたくさん出品した本屋さんほど売り上げが良い傾向になっています。

「高原古本市」を続けていく中で、良い本が売れるということになれば、出店する古本屋さんも安かろう悪かろうと言う本より良書を多く出品するという好循環が生まれるのではないでしょうか。そういうことを期待したいです。

さてひとつ告知です。「りんどう文庫」さんは明日の12日(日)から9月2日(日)まで「高原古本市」と同じ会場で「気まぐれ一人古本市」を開催します。なかなかない機会と思いますので、近くに来られる人はぜひ覗いてみてください!新着アップ5冊