割安で手ごろ

◇天気、曇り、一時小雨

お盆休みの週が始まりました、「油や」ではギャラリー一進で「モハンさんの絨毯展」、スペース710で「りんどう文庫さんの気まぐれ古本市」をしていて、追分もまずまずの賑わいです。

「追分コロニー」も家族連れなどが多く、本というのは家族で楽しめるもっとも割安で手ごろなエンターテイメントだと思います。家族それぞれの人が思い思いの本を買っていただく応対をしていますと、古本屋冥利につきます。

この日記ではご存知の通り、昨今の100円均一本漁りに批判的ですが、それは第一義的には古本屋として商いが成り立たないからなのですが、一方で、お客様のほうでも100円など本だけに固執していると、良い本と出会う機会を自ら放棄していてもったいないと思うのです。

古本はすでにほかのどの商品・サービスと比較しても十分安いわけですから、家族全員で古本屋に来ても出費はしれているわけです、そして時には人生に大きな影響を与えるくらいの本との出会いがあるわけです。

とくに若い人には中高年のけちな100円均一本漁りなどを真似することなく、本との出会いの機会を大切にしてもらいたいと思わざるを得ません。新着アップ5冊