文学全集や美術全集
◇天気、晴れ
台風一過で雲一つない快晴です。
今日は「油や」も古本屋も定休日ということで、午前中は家の用事や庶務事項などをしました。そして午後からは買取、場所は町内の南軽井沢地区です。
事前に連絡を頂いたときに文学全集や美術全集は古書価がつかないことを説明したのですが、使える本だけの買取りで良いとのことでしたので行ってきました。
自分自身が小さいときには文学全集や美術全集が家にあってそれをほぼ全部読んだことが今の古本屋としての基礎体力となっているのですが、当時はおそらくどの家にもそういう全集はあったと思います。
今はそれらの全集を古本として処分したいという話が多いのですが、なんとか処分せず次の世代に引き継いでもらいたいものです。年をとって思うことは世界文学全集とか日本文学全集を網羅して、とくに長編の大作は若いときにしか読めないということです。
自分もまだ読んでいない名作、例えば「赤と黒」とか「罪と罰」などは読んでいないのですが、たぶんもう読めないでしょう。最近は寝る前の読書も３０分も持たずに寝てしまいます。昔はふとんに入って読み始めた本が面白くて夜中の２〜３時くらいまで本を読んでいたということもよくあったのですが．．
