春の星座観察会、5月16日(土)の夜に決定!

◇天気、快晴

予定のない木曜日。午前中はパソコン作業、昼から店に行って注文本の発送作業と本の整理。夕方に久し振りにヴェルデ軽井沢に行って手水さんと春の星座観察会の打ち合わせ。昨年秋の星座観察会が好評だったので、今年は星座観察会を春と秋の2回開催しようということで、春の星座観察会を5月16日(土)の夜に決定しました。

また翌朝の5月17日(日)には谷口さんの探鳥会「追分散歩」を実施します。練馬区住民の人はヴェルデ軽井沢に宿泊できますし、練馬区以外の人で宿泊希望の方は「追分コロニー」にお問い合わせいただければ、ご希望に応じた宿の紹介を致します。詳しい時間・集合場所などは、近々ホームページに掲載します。

さてまったく別の話題ですが、古本業界にまたまたひどいニュース。新文化紙によると、絶版の古本文庫を書店に卸している「ふるほん文庫やさん」が従来の値付けを廃止し、文庫の値段をすべて280円均一にするとのこと。値付けを変更した理由は、売上減少策として「日本一安い絶版・品切れ文庫を提供」するそうで、ヤマダ電機と似たような安売り価格方針の古本屋の誕生です。

それにしても本屋が安売りにしか販売を頼れないとは情けない話です。さらに情けないことに本好きという人もブログなどで安売りに歓迎の意見を書いている。「悪貨は良貨を駆逐する」という経済法則だから仕方ありません。

この日記ですでに何回かボヤいているのだが、本好きという人の中には100円でしか古本を買わないという人が結構増えていて、いつも道にお金が落ちていないか下向いて歩いているような感じで古本屋巡りをしている。その人たちにとっては280円はまだ高い値段なのではないか。関西では200円均一というイベントもあるみたいだし。まあ、町の古本屋としては、このような下を向いて歩いているような人が、星座観察会の時のように夜空を見上げれば満天の星が見れるように、本棚を見上げれば良書が少しでも多く棚に並ぶように頑張るしかない。値下げ競争は、古本屋にとっては地獄への階段を下りて行くようなものだから。しかし、神保町でもファンが多い東京堂がこのような安売りの場を提供しているというのは、正直少し失望します。今日のボヤキはここまで。新着アップ8冊。