長野県古書組合の月例市

◇天気、晴れ

長野県古書組合の月例市がある第3月曜日。コーヒーをポットに入れていつものように松本に向かう。途中の丸子町を通り抜ける道沿いで「信州源氏・木曽義仲旗揚げの地」という新しいのぼり旗が100本以上風になびいていて、木曽義仲丸子町で旗揚げしたことを初めて知りました、町おこしの企画をしていると思われます。

松本について市場が始まる前に名古屋から来ている古本屋さんと話をしていると、名古屋から松本までは3時間、休憩を途中でするので4時間の運転、往復で8時間というので、大変ですネと言うと、1ヶ月に一回長野の市場に来るのが楽しみだという。自分たちも東京の古書会館に仕入れに行く時は往復6時間かけているが、本の仕入れがうまくいくかどうかなどとは気にせず市場を楽しみに行っている。古本屋の商売というのはシンドイけど楽しいということだと思う。

市場はいつもどおり10時にスタート。今日は荷物が多い、お客様から買い取ったという車一台分の本が出品され、そのほかにもいろいろあって市場が終わったのが4時過ぎ。自分が出品した荷物は今日は残念ながら買い手がつかず(ボーといいます)。一方、買う方は浅間山の本とか藤村の本とか、デザインの本など。精算をして追分に戻って来た時には暗くなっていました。