雨の月曜日

◇天気、雨

雨の月曜日。昨日の「馬子唄道中」の賑やかさが嘘のように静かな追分宿、古本屋も超閑散で、カーペンターズの「Rainy Days And Mondays always gets me down」の歌詞のように、「Hanging Around」の一日でした。

その「馬子唄道中」ですが、毎年同じ大名行列を見ていると少しマンネリかなとも正直思っていましたが、他の中山道宿場町も人が来て外交辞令とはいえ、「こんな立派なお祭りが羨ましい」というのを聞くと嬉しく感じました。ここまで、「馬子唄道中」のお祭りを24年間続けているということはすごいこと、昨日の古本屋の売上はその恩恵を受けているわけで、追分地区の人はすばらしいと思いました。

昨今は、東京と地方の格差が拡大していて、いろいろな地域で地域おこしに苦労されているところが多いと思います。追分もまさに例外ではありませんが、追分では、軽井沢町が「町づくり事業」として、「下水道の整備」「電線の地中化」「街道にふさわしい舗装」など、「景観の整備」が始まりました。

追分の村中線では平均年齢が70歳を超えていて、もう地区の整備などはしなくてよいというようなことを言うシニアの人もいます。坂東行和氏を代表にする「考える会」なる団体が、「町づくり事業」は税金の無駄使いと言って反対運動をしているが、自分は坂東氏は根本的なところを間違っていると思う。追分の「町づくり事業」は、未来への投資=社会共通資本の整備です。「追分コロニー」の前を毎日子供たちが通学で歩いていますが、「町づくり事業」はこの地域の子供たちに、地域の発展をつなげていく大事な投資なのです。「考える会」の中心メンバーや坂東氏が理解しようとしない本質的なところです。

この週末は町のいろいろな人と話す機会がありました、その中で、とあるシニアの方が言っていました。「地域の子供たち、若い世代の将来になにが大事かということ、その観点から判断や行動はなされるべきだ」と。町の方針は議会で承認され、測量なども始まっているとは理解しているが、坂東氏の「考える会」の一部のメンバーがが町役場に行って文句を言ったり、請願書とか要求書などを提出したりするなどの活動をいまだにしているらしく、場合によっては坂東氏の活動がエスカレートしないようになんらかの牽制活動を追分地区としてもしておいた方がよいかも。

少し真剣な日記になったが、雨の月曜日なのでお許しを。新着アップ10冊。