昼から雪

◇天気、霧のち雪

「暑さ寒さも彼岸まで」といいますが、春のお彼岸の翌日、追分は昼から雪になりました。水曜日は追分の店はほぼ全店がお休みの日です、追分コロニーも店は休みで、晴れでも雨でも雪でも店の中で本の整理をする日。

先週、日経新聞がWEB版を発行するというニュースがありました。記者会見や「よくある質問」の応答を見ると興味深いです。新聞も「紙⇒電子化」へのパラダイムシフトは必至で、日経新聞も今後10年を見据えてWEB版の発行を創めるという。これから新聞・雑誌は雪崩を打って電子化が進むでしょう。

問題は本がどうなるか?直感的には編集や批評などの必要が少ない、一次情報が多い新聞や雑誌(新聞や雑誌の編集者には怒られそうですが)は、電子化しやすい。そして、本でも雑誌や漫画のように簡単な本、軽い本は電子本になる。とりあえずそういう気がします。

一方、じっくりと編集する本は紙が向いているのではないか。小説とか批評とかエッセイとかの文芸本、人文関係、専門書など熟成された考えとか思考は時間をかけて選別され生き残る。例えて言えば、ワインのような感じ。そういう時間が良否を決めるような本は紙が向いているのではないか。古本屋はそのような紙の本がヴィンテージになるまで保管するワインセラーのイメージ。そうであれば良いと思う本はとりあえず売れなくても買っておかないとネ。新着アップ5冊