値下がりして不良在庫に

◇天気、晴れ

今日も厳冬です、山小屋も店も薪ストーブを使っているのですが、どんどん薪がなくなります。薪をけちって少し燃やさないで我慢していると足元からス〜と寒くなります。

で、その薪を燃やしたあとの灰は庭に捨てているのですが、福島県で薪ストーブの灰から放射性セシウムが検出されたというニュースが10日ほど前にあり、現在では汚染状況重点調査地域に指定された地域では灰を自治体ごとに回収するようにしていることを知りました。

軽井沢町は汚染状況重点調査地域ではないのですが、隣の群馬県下仁田町とか東吾妻町とかは指定を受けている地域ですので、近いといえば近い。一応、軽井沢町が検査している放射能測定は基準値を下回っているみたいですが、少し気になる話ではあります。

昨日からネットにアップしている在庫本の棚卸作業を始めました。ネットには今4000冊ほどアップしているのですが、推定でその半分くらいの本がおそらく不良在庫になっていると推測されます。

本自体は良本と思ってネットに掲載しているわけですが、昨今の強烈な古本デフレで多くの本が値下がりして不良在庫になっていると思われます。とりあえず棚卸作業をして実態を解明しようというわけです。

市場などで他の古本屋さんと話をすると、古本の値段の下がり方はかなり激しく商売も限界という話にすぐなります。セドリが盛んな京都筋のブログなどを見ると古本は安い方が良いというような会話もあるみたいですが、本の文化を守っていくためには深刻な問題であることは間違いありません。新着アップ5冊