高遠の実験

◇天気、晴れ

土曜日です、といってももう11月なので追分は静かです。

その中山道の工事が寿美やさんから堀辰雄文学記念館のほうに進んできていて、今日は「ままごと屋」さんの前、一日に10メートルほど掘り進んでは土管を埋めていく作業であと数日で追分コロニーの前にやってきます。

さて「高遠本の町」についていろいろ批評的なことを書いてきました。北尾/斎木の両氏は高遠の本の町は実験と言ってるのですが、自分にとっては「本の町」というコンセプトは大事なコンセプトであり、軽々に実験と言ってほしくない。

しかし、長野県はその「高遠本の町」の「実験」に15百万円もの補助金をつぎこんだ。実験にしては金額が巨額でもったいないと思うのは私だけでしょうか。

その補助金も来年はなくなるでしょうから、北尾/斎木の両氏の来年の活動はどうなるのか。(1)高遠の実験が終わったので撤退する、(2)いきなり撤退は批判があるであろうから徐々に撤退する、(3)撤退しながら他の場所でも「本の町」おこし活動の教祖的な仕事を始める、などが予想されます。

北尾トロさんは「「本の町」は本屋だけでは機能しない」と強弁しますが、本屋のない「高遠本の町」が今後、どうしていくのか心配です。心配ですが、ここ何日か「高遠本の町」について書いてきたのでとりあえずこのへんにします。新着アップ4冊