ちょっとした挫折

◇天気、曇りのち雨

雨の金曜日です、追分は静かそのものです。

今日は来店のお客様と図書館のことで2時間ほど話をしてしまいました。図書館が「ただの貸本屋」と言われ、「誰が本を殺すのか」という本の中で問題点が指摘されてから、もうどれくらいの年数が経ったでしょうか。

一部の先進的な図書館、そして心ある図書館員は少なからず全国にいるものの日本の図書館全体の状況は厳しいままかと思います。そんな中で軽井沢町に新図書館ができると聞いたときは嬉しく思ったものです。

そしてその建設される図書館に自分も少しでも貢献できるかと思い、図書館運営協議会の委員にしてもらったわけです。しかし、2年以上勤めた図書館運営協議会の委員を今般辞めることを決心しました。

辞める理由ですが、新図書館の進む方向性として自分なりにいろいろ提言もしていたのですが、どうも新図書館としては従来通りの「貸し出し業務」がその役割の中心であり、自分が貢献できる機会はないということが確認できたからです。

2年間取り組んだ図書館運営協議会での提案などが何の成果を生まないのは残念であり、ちょっとした挫折ですが、気持ちを切り替えて、今後は図書館でしたら良いなと思っていたことは、古本屋の仕事の中でチャレンジしてみたいと思っています。新着アップ7冊