一番の問題は古本デフレ

◇天気、晴れ

関東甲信越は梅雨入りというニュースがありましたがまだ雨は降っていません。空気がすごく乾燥しているので雨が欲しいところです。

今、古本屋を悩ます一番の問題は古本デフレと言われる古書価の値下がりです。その結果、専業の古本屋さん、とくに店を構える古本屋は収益性が下がってどんどん減っています。

一方、日本経済が減速する中で所得も減り、副業で古本を売る人がすごく増えています。昔は本は古本屋に持ち込むことでお金にすることができました。今は古本がネットなどで簡単に売買できるため、古本屋に本を売らずに自分で売買してこずかい稼ぎをする人が多くなっている。

この副業の古本屋が、専業の古本屋、とくに若い世代の古本屋としてバリバリやっている人の阻害要因にならないければ良いのですが。