碓井峠のあたりから霧

◇天気、曇り

中央市の月曜日、中央市は3週連続です。ちなみに来週月曜日は長野の市場があるので中央市はお休みです。中央市と長野の市場はかなり特徴が違うので、質的にも量的にもこのふたつの市場が追分コロニーにとってはちょうど良い組み合わせです。

8時に追分を出発。上信越道に入ると目立った花はクリ、白いヒゲのような花をあちこちで見ました。古書会館に到着して、出品する荷物をおろして陳列。出品を終えたあと、今日は靖国通りの本屋街と反対側を歩いて白山通りから少し入ったところにランチサービスで「焼き肉丼」の店を発見、結構おいしかったです。

腹ごしらえをしたあと、古書会館に戻って入札開始。しかし、今日は波長のあう本を見つけることができず、なにも買えませんでした。が、一山だけ、埃まみれの黒っぽい経済関係の束に札が入っていなかったので、買うことにしました。売り物になるかどうか。店主は、今日もうまいぐあいに絵本の山が買えたといってご機嫌でした。一方、出品した本は予想以上に高く売れました。やはり専門店はすごいと思います。

市場では時々落札値がケタ違いに高くて驚く本があるのですが、今日もそんな山をひとつ見ました。見るかぎり普通のミステリーの山だったのですが、落札値をみてびっくり。聞くと超レア本が入っていたそうです。本当に驚きですが、売主は知っていたのでしょうか。わからなくても、とにかく市場に出してみるということが大事だと思いました。

入札を終えて、買った荷物を積んで追分に戻ってくると、碓井峠のあたりから霧がすごくて視界が50メートルくらい。梅雨入りが近い気配です。