三都街ある記(神戸編)

◇天気、晴れ

土曜日ですが中山道の工事が堀辰男文学館の前を今日は掘り返していてすごい騒音、寒さもあって売上は寂しい金額でした。今日はついに油屋の第2期工事がスタートしました。今回の工事は主に本館の改修です。できればGWになんらかのイベント的活動ができればと思っています。

さて三都街ある記は神戸編です。神戸を歩くときは三宮から高架下や山の手をジグザグに歩き、神戸駅で折り返して元町のアーケードを三宮に戻ってくるというのが私の基本パターンですが、今回は時間の都合で神戸駅から三宮までの片道コース。

NHKの大河ドラマが「清盛」なので元町アーケードをあるいていると今年の神戸は盛り上がりそうな雰囲気です。三都と言いますが神戸にも都があったというのは案外知られていないのでは。

神戸の街歩きは12月30日、行ったのは元町アーケード内の「神戸古書倶楽部」と新刊書店・海文堂内の「古本波止場」。いずれも神戸の古本屋さん数店が集まっている常設の古本展示場です。

神戸古書倶楽部では古本屋さんの会話を立ち聞きしてしまったのですが、その内容は漫才のようなやり取り、神戸の古本屋さんは元気です。海文堂内の「古本波止場」もオープン1周年ということで昨年より充実していました。山田書店の棚がとくに良くて何冊か買わせていただきました。

海文堂ですが1Fにも人気の古本屋さん「善行堂」と「トンカ堂」の古本棚があるのですが、棚の前に500円均一箱というのがあるのも新刊書店内としてどうでしょうか、ジュンク堂などが棚の区分を細分化して書棚の編集を頑張っているので、海文堂も古本部門は2Fに古本波止場として集中し、1F部分は新刊書店として充実を図る方がよいと思いました。

元町のあと三宮まで歩いたのですが結構賑わっていました、神戸は地震から10年以上経過してしっかり復興したと感じましたが、ずっと頑張ってほしい町です。新着アップ5冊